「理系の人生」「結婚」のテーマで自分史活用ワークショップ立て続けに第2回、第3回

1969年7月、小学生だった私は白黒テレビにぼやっと映る人類の月着陸の瞬間を見ていたような覚えがあります。そのとき感じた思いはその後しばらく「理系人生」を歩むきっかけの一つだったのではないかと思います。

どんな経験をして何を感じてどうしたくなったのか、その後頑張って何ができるようになったのか。そんなことを思い出しながら自分の歴史を再発見すると未来にも目が向くのではないかと思ってワークショップを企画しています。

ちなみに、アポロ計画を推進したケネディ大統領が、「10年で月面に人間を着陸させる」と演説した1961年には、まだ米国は地球を周回する衛星軌道にすら到達していなかったのです。そして、8年後の1969年にアポロ11号が月面着陸に成功したとき、彼はすでに1963年に暗殺されていたのです。いろいろな歴史の交錯の中に私たちは生きているのですね。


 

11月26日(金)の第2回のテーマは、 「理科系学生・ビジネスパーソンのためのWill/Must/Can」 。

ゲスト講師は第1回に続いて、常見陽平さんキャリアジンの連載でも紹介してもらいました。

 

12月10日(金)の第3回のテーマは、 「イメージすると実現が近づく 理想と結婚ビジョンメイク」 。

ゲスト講師はリクルート社の稼ぎ頭「ゼクシィ」を立ち上げた渡瀬ひろみさん。結婚は2つの人生の正面衝突ですよね。そこからどんな素粒子が生まれてくるのか、計画と偶然の両面に思い至る機会にできればと思います。

 

◆シリーズの説明

霞ヶ関ビルの麓にある霞ヶ関ナレッジスクウェアという施設で、理事を務めている自分史活用推進協議会の企画として「自分史活用のワークショップ」をやっています。11/4の第1回は、「キャリアに悩む若手ビジネスパーソンの棚卸し」のテーマで、ゲスト講師には、常見陽平さん に登場してもらいました。終了後のアンケートの結果をみると受講者には好評だったのですが、広報行き届かず、参加者数はちょと抑え目でした。今後、いろいろなテーマで回を重ねていきたいと思っています。毎回のキーワードに刺激を受けたときはご注目ください。