「デジタル化に伴う博物館の機能実装の変容を考える」のタイトルで講演をしました。(日本ミュージアム・マネージメント学会ミッション・マネージメント研究部会)

垂直統合で設計/構築されてきたミュージアムの構造にレイヤー化/モジュール化といった変化が生じる可能性/必然性について、私見を述べました。

ミッション・マネージメント研究部会 2022年度第1回研究会

日時:2022年11月6日(日) 13:30~16:00
場所:Zoomを使用してのオンライン開催
主催:日本ミュージアム・マネージメント学会

プログラム:

  • 開会の挨拶・趣旨説明  黒岩啓子氏(Learning Innovation Network代表、ミッション・マネージメント研究部会長)
  • 講演「デジタル化に伴う博物館の機能実装の変容を考える」  本間浩一
  • ディスカッション&質疑応答
    登壇者:本間浩一
    モデレーター:原田雅子氏(八洲学園大学非常勤講師・法政大学兼任講師)
  • まとめ・閉会  高田浩二氏(海と博物館研究所 所長)
  • 参加者と登壇者とのフリーディスカッション

講演内容

  • プロローグ:国立国会図書館の資料のデジタル化
  • 発表者の視点の提示 1:より低価格&低性能な破壊的な新技術の出現-イノベーションのジレンマ-
  • 発表者の視点の提示2:構造の変化-垂直統合化vs. レイヤー化/モジュール化-
  • 発表者の視点の提示3:新しい競争環境-5forces マイケル・ポーター「競争の戦略」-
  • 事例1:映画業界-戦後の歴史-
  • 事例2:企業のデジタルアーカイブズ
  • 事例3:放送業界 「NHKアーカイブス」
  • デジタル行政の歴史の流れ
  • 事例4:図書館と博物館-博物館と比較しつつ-  
    実装の基盤 専門職 司書と学芸員
    実装の基盤 指定管理者
    実装の基盤 OPAC(アプリケーション)
  • エピローグ オンラインミュージアムの現在地

※参加者による報告が、学会の会報に掲載予定です。