用具製品資料(民俗資料の一部)のメタデータの検索に関して、研究ワーク第0段階の内容を発表をしました。

2023/10/31 ニュースパーク/日本新聞博物館@横浜

参加している研究グループ「民俗資料フォーラム」(研究代表者:宇仁 義和[東京農業大学])が主催した、横浜フォーラム2023「フランスから考える用具製品の収集保存と活用方法」で発表を行いました。メインは、アリス・ベルトンさんのフランスの制度・実情に関する講演で、他の国のミュージアムの実態に関心を持つ方も多数参加されました。

https://nodaiweb.university.jp/muse/unisan/minzoku/yokohama.html

講演に続いて、私の[報告2:民俗資料のメタデータと情報化保存の可能性]ではメタデータに関するワークの第0段階として、7博物館(内、北海道4)の収蔵品データベースで21の資料を検索した試行結果の紹介です。民俗資料ではモノ・呼名にそれぞれ多様性があります。「正式」とか「標準」があたりまえではないコトバ空間を探索していくとっかかりです。

私の発表内容は、研究代表者の宇仁さんが発表スライド単位で文字起こしをしてくださいました。

https://nodaiweb.university.jp/muse/unisan/minzoku/yokohama/yokohama_homma.html

以下、何枚か大切なシートの画像を抜き出してこのページにも掲載します。

今回は会場参加とzoomを合わせて100名を超える全国の主に学芸員さんたち百名前後に聞いていただきました。遠く岐阜や愛知からの参加、北海道から沖縄県の視聴に感謝しています。協力を申し出てくださる方と縁ができたので今月からはワーク第1段階を計画します。


本研究は科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)基盤研究C「民俗資料」の収集保存基準と検索名称の開発:工場部品から日記まで(課題番号:23K00959)の助成を受けおこなわれています。