facebook 「博物館行き」 を始めました

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ブログと並行してfacebookでの博物館・展覧会での体験報告を始めました。

 

facebook 「博物館行き

ブログ 「博物館行き

 

博物館、という社会システムへの関心が高まって、その研究を始めるためにまず学芸員の資格のための単位を早稲田大学に通って取得したのが2007年。同年から訪問した博物館の記録や展覧会の紹介をブログで始めました。

訪問回数は徐々に伸びて、2011年には全国の博物館を103回訪問しました。ブログには、250件程度の記録が残っていますが、単純な記録が過半を占めます。訪問後にそこで得たもの考えたことをしっかりとまとめて文章に落とす作業は時間がかかります。

今後も年間、50-100訪問を維持し、博物館の現場を肌で感じ続けていきたいと考えていますが、できるだけ1回の訪問の密度を上げ記事にもしていきたいと思っています。自らへのプレッシャーをかけるためということもあってfacebookでの展開を加えました。

研究ノート

ADSC09283全日本博物館学会 『博物館学雑誌』 第38巻第1号 2012.12.25

共通チケットによる複数の博物館への関心の喚起について

The positive impact of a common ticket on the popularity of museums

 

 概要

東京では、複数の博物館を無料ないしは割引で利用できる「ぐるっとパス」という共通チケットが販売されています。このチケットによって、短期間に多くの博物館を訪問しようという意欲がうまれます。では、実際に関心を寄せる対象はどのような博物館なのでしょうか。

1館単位の集客戦略ではなく、ネットワークとしての集客を可能にする共通チケットが引き出される訪問の意欲のパターンを分析しました。実際の訪問データではなく、ブログでの言及データを使って間接的な分析を試みました。

「共通チケット」を企画・運営されているほかの自治体や事業者の方々にも関心をお持ちいただき、同様の研究を共同で行えたらありがたいと思っています。

 

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2013/1/24(木)に、銀座で 『博物館と自分史 -“モノ”との対話-』 セミナー(無料)を開催します

理事をつとめている一般社団法人自分史活用推進協議会の自分史活用推進を目的とした一般向けの企画として開催します。

講師は、博物館研究家かつ自分史活用アドバイザーの私がつとめます。

詳細、お申し込みは以下のサイトでお願いします。

http://www.jibun-shi.org/modules/eguide/event.php?eid=29

日本全国には6千近い博物館があり、半分以上が歴史博物館です。縁のある地域や思い出に残る出来事等の歴史を知ることで、自分の歴史(自分史)づくりにあらたな視点が加わります。そういう目的意識をもって博物館を訪問するきっかけになるようなセミナーにしたいと思います。

ピンポイントのテーマなので、集客は困難だろうと達観していますが、もし関心を持っていただける方がいらっしゃったらご参加ください。2012年も、東京以外に国内5都市&海外6都市で博物館の時空間を脳に焼き付けてきました。セミナーにギュッと圧縮していきたいと思います。

 

「博物館と自分史」セッション in 名古屋、好評でした


Small_IMG00386理事をつとめる一般社団法人自分史活用推進協議会が主催する『自分史活用アドバイザー認定講座2日間コース(名古屋) 』の初日のプログラムのひとつとして ”博物館と自分史” というセッションを行いました。

受講者アンケートの結果を見ると、私のセッション評価は回答者全員が5段階の5で人生初のパーフェクト達成。講座全体でも高い評価をいただくことができました。

 

 

日本中いたるところにある博物館の中でも、歴史・郷土系は一番多いカテゴリーです。そういう施設を使って少し違った角度から、”モノと対話する”なかから自分の歴史を眺めてみるという手法を提案しました。

 

今回の開催地のすぐそばにある『昭和日常博物館』(北名古屋市)の館内を見学しながら受講者がそれぞれの自分史を振り返る体験をしてもらいました。 写真は、開催中の企画のポスターです。お釜から電気ガマに切り替わった昭和40年ごろの実体験に照らして私自身の自分史の1ページを思いだすきっかけにもなりました。

 

今回、私個人の2大テーマ『博物館』と『自分史』を直接結びつけて語る初めての機会になりました。今後開催するセミナー等で、その地域に合わせたカスタマイズをしつつさらにレベルアップしたいと思います。

 

来年2月23,24日(土日)に東京国際フォーラムで開催する第4回認定講座では、さて、どの博物館を題材にしましょうか。  

博物館学の教科書の一部を執筆しました

2012年11月発行
『博物館学III― 博物館情報・メディア論*博物館経営論』 (新博物館学教科書)

編著者の先生にお声掛けいただき、ほんの一部ではありますが、教科書の執筆に加えていただきました。

第5章第1節の「博物館情報のアクセス評価」(7ページ)が私の担当です。

一般社団法人自分史活用推進協議会が『自分史作成キット』を出版しました

理事として参加している 一般社団法人自分史活用推進協議会 の著作物として、『自分史作成キット』を出版しました。協議会で一緒に活動している方々が内容を作成しています。

出版社の日本法令のウェブで、詳しい説明があります。

 

慶應義塾大学病院予防医療センター 人間ドック ウェブサイト(2011年~)

慶應義塾大学病院 予防医療センター 人間ドック

広報・予約機能の要件の定義とウェブサイトの企画、外部設計。

センターと開発会社で進める製作工程に関するサポート。

運用開始後のフォロー(例:アクセスログの解析に基づく改善活動)。

株式会社ディレクターズパラダイスのディレクターとして。